Sモミースタイルに魅せられて~リーガルジャパン弁護士ブログ1周年記念
こんにちは、広島事務所の蓮見です。
さて、今日から2月に入りプロ野球のキャンプが始まりました。Jリーグなど他のプロスポーツと違い、各球団一斉に開始するプロ野球のキャンプインは今や季節の風物詩ともなっていますよね。でも皆さんは、なぜプロ野球のキャンプは12球団一律に毎年2月1日にスタートするのか疑問に思ったことはありませんか?
詳細は、こちら「2月1日プロ野球キャンプイン」でご確認ください。
そう、去年のちょうど今頃このブログがスタートし、私が投稿した最初のブログが「2月1日プロ野球のキャンプイン」だったのです。思えば、私はあれから計23作をこのブログに投稿しました。そして、ほぼ同数のブログを広島事務所の下宮弁護士、呉事務所の相川弁護士も投稿しています。
そこで今回の広島シリーズでは、リーガルジャパン弁護士ブログ創設1周年記念「広島事務所のブログ評」をお届けしたいと思います。
第一日目の本日は、「デキる弁護士」が目標の下宮弁護士(いつも呼んでいるように「下宮さん」と書きます。)のブログについてです。
下宮さんのブログデビューは鮮烈でした、処女作は「大相撲の意外な被害者?」。当時相撲界の存亡の危機とまで言われた八百長問題、テレビのコメンテーターも含め多くの民意は相撲界に対する批判に向いていたと思いますが、下宮さんはその情報の出所に着目して適正手続きの観点から被害者は意外なところにいると訴えています。
まさに新進気鋭のジャーナリストのような切れ味するどい時事批評でスタートした下宮ブログ。このような多くの人がスルーしてしまいがちなところに疑問を投げかけ、独自の角度からニュースを斬る姿勢は、7作目「似たもの正義」、11作目「喜べぬ梅雨明け」、14作目「行列のできる某力団事務所」でも展開されています。その時々の出来事に関して的確に物事の本質を捉え自分の考えをブログにできるところは、常に時事問題に触れそれを主体的に考えている表れだと思います。特に下宮さんの扱う時事ネタはどれも難しい問題が多く、それをブログにする度胸も大物の予感を感じさせました。
しかし、その一方で、下宮さんは常に遊び心をもってこのブログを書いていると思われます。「「エースマエケン」への期待」「「ヘイエモン」は想定の範囲内?」 「シャア専用弁護士」「You know 結納?」「開催地優勝は酷たい」「名将を産む名称」「「やめられる・とめられる」規制」等、タイトルに意味のあるダジャレやユーモアを盛り込むのが特徴です。また、イニシャルトークを非常に好む傾向もあります。明らかにそれとわかる企業や人名のイニシャルトークに、読んでいて思わず吹き出してしまう人も多かったのではないでしょうか。ただあれだけイニシャルトークを展開しながら、「TK富士」と「Rイブドア」だけは堂々と実名を披露しています。この点に関してもきっと彼なりのこだわりがあるのでしょう。
このように、どんな問題に臨機応変に対応し、ふかーい話しをユーモアを交えてブログにしてしまう下宮さん。いつしか、彼の知的なブログスタイルは「シモミースタイル」と呼ばれるようになりました。「シモミースタイル」に魅せられた読者は、彼の新作ブログを密かに心待ちにするようになりました。彼の翌日にブログを更新するAKBさんのインパクトあるブログを人気先行のアイドルユニットとするならば、独自のスタイルながらバランスを重視し、かゆいところに手が届く技巧派ブログである下宮ブログは、泣かせる演歌歌手といったところでしょうか。
また、とてもブログ開始一年目とは思えないその完成度の高いブログは、プロ野球選手に例えると、変則的なモーションながら抜群のマウンドさばきと度胸で大物の風格を漂わせた去年の新人王、埼玉西武牧田和久投手のような感じがします。決して人気先行ではない実力派なところもそっくりです。
その牧田投手は本日2年目のシーズンに向けキャンプインをしました。下宮さんも、明日2年目のブログシーズンが開幕します。ジンクスに負けずに「シモミースタイル」にさらに磨きをかけてほしいと思います。これまであまり下宮さんのブログを見てこなかった方も今年は是非「シモミースタイル」に魅せられて下さい。
2日目の明日は、広島のA(相)K(川)B(弁護士)さんのブログについてです。お楽しみに!