山口にやってまいりました

船本 夕里亜

こんにちは、船本です。

4月になりましたね。新生活を始められた方も多いのではないでしょうか。

このたび、徳山事務所の登録が完了し、山口県周南市において業務を開始することになりました。
今後もよりよいリーガルサービスの提供に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、先日、山口市にあります維新百年記念公園陸上競技場で、6時間リレーマラソンが盛大に執り行われました。
1周約1キロメートルのコースを、10人以下のメンバーでリレーし、6時間の周回数を競うというものです。
私たちは、7人で挑戦してきました。最初はどうなることかと心配していましたが、無事完走いたしました。結果は、70周で190チーム中121位でした。

このとき、ふと疑問に思ったのが、「維新百年記念公園」という会場の名称です。
昭和42年、建設省(現国土交通省)が、明治維新百周年記念事業の一環として全国で10か所を指定した「明治百年記念森林公園」の1つのようです。

一般に呼ばれる「公園」は、地域制公園と営造物公園に大別されます。地域制公園は自然公園法に基づく自然公園に代表され、国又は地方公共団体が一定区域内の土地の権原に関係なく、その区域を公園として指定し、土地利用の制限、一定行為の禁止又は制限等によって自然景観を保全することを主な目的とします。
営造物公園は、都市公園法に基づく都市公園に代表され、国又は地方公共団体が一定区域内の土地の権原を取得し、目的に応じた公園の形態を創り出し一般に公開するものです。
都市公園は、都市公園法上、その機能、目的等によって、さらに細かく区分されており、維新百年記念公園は、このうち、広域公園(主として広域のレクリエーション需要を充足することを目的とする公園)に分類されます。

都市公園は、住民の利用に供する身近なものから、広域的な利用に供するものまで、その規模、目的は様々ですが、休息やレクリエーションの場であるとともに、都市環境の維持や防災などの機能も担っており、快適で安全なまちづくりに欠かせないものです。

利用者としては、適切な運営管理を求めるだけでなく、利用の際にはルールを守り、心地よい憩いの場となる公園をつくっていきたいものです。

それにしても維新百年記念公園の陸上競技場は立派で、アスリート気分を味わうことができました。

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